私は登山をするので山岳用のテントを持っているのですが、山岳用のテントは軽いのでいいお値段がします。
格安のテント
以前子ども達が庭で遊んだりするのに私のテントはもったいなくて使わせられないので、安いテントはないかなと探した時に見つけたのが税込み5980円の「ドーム型テント ３人用」です。
壊れてもまぁいいやと思えるくらいの安さです。おかげでこちらのストレスもなく、自由に子ども達が使いました。色もとっても目立ちますので、子どもの隠れ家にもってこいです。
設営も慣れればすぐできます。不思議なもので「壊れてもいいや」と思いながら扱うとなかなか壊れないものです。
被災時に役立った
私は数年前、震度６弱の地震で被災しました。余震もひどく、町の人たちは避難所か車中泊で過ごされました。私の家も古いので、１０日間ほど家の中で寝ることを控え、テント生活。そこでこのテントが役に立ったのです。
安いテントだからこそ
テント生活をする中で、安いテントだからこそ遠慮なく使い込むことができました。テントを立てたまま移動させたり、ガムテープでいろいろ貼って身の回りのものを整理したり、高いテントでは躊躇するようなことが遠慮なくできる点は私にとってストレスの軽減だったと思います。
ただ、何にもない外で寝ることはできないので、安いテントでも１つあるだけで選択肢は広がりました。うちの場合は１０日後、本堂の安全性が確認されたので、本堂にブルーシートを敷き、その上にテントを立て寝起きしました。
プライバシーも確保でき、荷物の仮置きにも使え、用途は結構あります。フライシートをタープにして使うこともできます。被災時正直テントとブルーシートは最強だと思いました。
平坦なところの重要性
車で寝起きされたことがある方はお分かりかと思いますが、安眠できません。又、エコノミー症候群というリスクもあります。１・２日くらいなら耐えられると思いますが、車中泊のちゃんとした準備がなされていなければ数日で体がガタガタになるでしょう。
その点テントはとっても平坦です。テントの下の地面の影響を受けますが、普段使わない布団や毛布などを敷けばかなり快適になります。もちろん、普段使っている布団セットを入れることもできます。ストレスの多い被災時、寝ることはとても重要です。
