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新元号・仏歴

新元号が発表されましたね。「令和」なんて想像もしてなかったので、ある意味よかったです。M明治 T大正 S昭和 H平成 R令和 いまいちピンときませんが、「平成」の時もそうだったのでしばらくすれば慣れるでしょう。

今回は万葉集から引用されたとのことで、日本の文化としてずっと元号は続いてほしいものです。

日本で主に使われている暦は西暦と和暦です。

それぞれに長所と短所があると思います。

平成が終わるにあたり、「平成最後の・・・」「平成を振り返る」みたいな番組やコラムがたくさんありました。これは、和暦の元号の長所ではないかと思います。一つの時代を点ではなく帯として捉えることができる和暦は素晴らしいと思います。

私も平成を振り返る事によって、世の中も自分も色々なことがあったなぁと感慨深い思いになりました。これは平成という元号があったからこその思いだろうと思います。

又、西暦にも素晴らしい点があります。というのも、世界各国で通用するからです。デジタル関連でも年月日の年は西暦です。この共通の暦が通用するからこそ、そこから各国の暦に変換して使えるわけです。

ただ、お坊さんとしては気になる点もあります。それは西暦は宗教的な暦であるということです。世界各国様々な宗教があり、多様な宗教感がある中で特定の宗教の暦が使用されるのはいかがなものかと。だったら仏暦でもいいじゃないかと思うわけです。

仏暦

仏暦は仏滅紀元暦ともいいます。お釈迦様が亡くなった年を1年と数える国と亡くなった年を0年と数える国があります。お釈迦様が亡くなった年は学術的には異論があるものの伝承上は紀元前544年。

お釈迦様が亡くなった年を1年と数える国はミャンマーやスリランカなど

お釈迦様が亡くなった年を0年と数える国はタイ・カンボジア・ラオスです。

特にタイでは今でも公用暦として仏暦が使われています。日本も仏教国と言ってもいいでしょうから仏暦いかがですか?

ちなみに今年2019年・平成31年・令和元年は前者では仏暦2563年、後者のタイ式なら仏暦2562年です。英語で表記する場合はBhudda Eraを頭に付けます。B.E.2563、B.E.2562となります。

全日本仏教会では後者(お釈迦様が亡くなった年を0年と数える・亡くなった翌年から数え始める方式)の仏暦2562年(西暦2019年)を採用しています。

この記事を書きながら、仏暦が一発で変換されない悲しさ。ATOKさんお願いしますよ。

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