数年前、地震で被災しました。震度6弱でした。10日間ほどテントで寝起きしましたが、その際に役に立ったものを紹介したいと思います。
防災に登山グッズは有効
何よりも私が被災して思ったのは、防災に登山グッズがいかに役立つかということでした。これは広く言えばアウトドア用品が防災に役立つということだろうと思います。
テント
まずはテント。地震の場合、大きな地震が再度襲ってくることもあります。なので、自宅よりも安全な場所で寝起きすることが重要になってきますが、多くの場合は車中泊です。最も手軽で空調もあり便利なのですが、やはりエコノミー症候群には注意しなければなりませんし、何より車中泊は平坦にはなりにくいのが問題です。
寝具
時間に余裕があったり、昼間の場合は普段の寝具を持ち出せばいいのですが、時間に余裕がなかったり深夜などの場合は、持ち出しやすいシュラフやエアマットが便利でした。コットも有効です。寒さをしのぐことも可能ですし、コンパクトなのでとても楽に急いで運ぶことができます。
防寒着
登山用の服は丈夫にできていますし、対天候も充分です。長時間外にいなければいけないこともありますし、作業もします。体温を守りながら運動も行う。まさに登山と似た環境です。得に冬装備は防寒面において快適でした。
登山靴
被災後、様々な場所でいろいろなものが崩れ、足下に気をつけなければなりませんでした。底の厚い登山靴は安全です。又、ハイカットでしたので足をくじく危険性も減り、活動しやすかったように思います。
ヘッドランプ・ランタン
次に明かりです。ヘッドランプやテントに吊すランタンなどはとても重宝します。LEDなどの投光器も便利です。いずれにしても夜の明かりは心の不安を軽減させます。
調理器具
又、コンロなどガス調理グッズも役に立ちます。温かい食事も心の不安を軽減させます。簡易の調理器具などでも充分役に立ちます。
テーブル・チェア
登山グッズではないですが、外で使えるテーブル・チェアは安い物でもとても役立ちます。ちゃんと椅子に座り、テーブルで食事をすることは大切です。
遊び兼防災
衣食住とはよく言ったものですね。実は生活に必要なものはアウトドア用品でまかなえる事が多いです。現在は安い物もたくさんあります。遊ぶ為にアウトドアグッズを揃えてみるのも防災にとても役立つと思います。